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特許公報のダウンロード

外国特許公報のPDF入手方法:米国・欧州・中国・韓国・WOの公式サイト

米国USPTO、Espacenet、CNIPA、KIPRIS、WIPO PATENTSCOPEで外国特許公報PDFを探す手順と、ログイン・収録範囲などの注意点を日本語で整理します。拒絶理由通知の引用文献をまとめて集める方法も解説。

公開日 2026/09/24

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記事の内容

**最終更新日:2026年9月24日**

外国特許の公報PDFを探すときは、まず拒絶理由通知や検索報告に記載された国、公開番号、カインドコード、公開日を控えます。出願番号しかない場合は、公開番号へ変換できるかを公式検索で確認してください。ファミリーの別文献を、引用された文献そのものとして置き換えないことが重要です。

検索前に番号と文献の種類を確認する

番号に国コードがあるか、公開番号か登録番号か、A・Bなどの種別コードが付いているかを確認します。通知書に番号が複数ある場合は、特許文献と非特許文献(NPL)を分け、各番号と引用箇所を一覧にします。検索結果を保存した後も、PDFの表紙にある番号・発行日・タイトルを照合します。

米国:USPTO Patent Public SearchとPatent Center

**公開特許・公開出願を探す手順**

1. USPTO Patent Public Searchを開き、Patent or Publication Number欄に特許番号または公開番号を入力して検索します。 2. 結果から番号と発明の名称を照合し、該当文献のPDFリンクを開いて保存します。画面にPDFリンクが見当たらない場合は、文献表示を開いてText/Imageビューアの印刷・保存機能を確認します。

**審査書類を探す場合**はPatent Centerで対象出願を検索し、Documents & Transactionsから公開されている書類を選びます。Patent Centerは出願経過・包袋の確認に使う画面で、Patent Public Searchの公報検索とは用途が異なります。USPTOは2025年9月以降、Patent Center利用者に本人確認を求めており、未登録のまま誰でも包袋を閲覧できるとは限りません。出願が未公開の場合も、通常の公開検索では確認できる資料が限られます。

欧州:Espacenet

1. Espacenetの検索欄に公開番号を入力します。番号を特定できない場合は、出願人や発明の名称で検索し、国・番号・日付を照合します。 2. 対象の書誌ページを開き、Document paneの「Original document」または原文書表示からPDFを開いて保存します。

原文書PDFが利用できるかは文献や提供元によって異なります。Espacenetの説明文・請求項ビューにはOCR由来のテキストが含まれることがあるため、引用や記録では「Original document」の画像PDFと照合してください。

中国:CNIPAの特許検索及び分析システム

1. CNIPAの特許検索及び分析システムで無料アカウントを作成し、実名登録後にログインします。画面は中国語が中心です。 2. 公開番号などで検索し、結果から対象文献を開きます。 3. 文献表示の全文画像を開き、画像の下にあるダウンロード機能で全文画像を保存します。CNIPAの案内では、特許公布公告システムの文献ページから「下载PDF」を選ぶ方法も示されています。

アカウント登録や本人確認が必要で、文献の種類によって表示・ダウンロードできる資料が異なります。検索・分析システムと出願審査経過を確認するシステムは別なので、拒絶理由通知などの包袋資料を探す場合は適切なサービスを選びます。

韓国:KIPRIS

1. KIPRISで「특허·실용신안」を選び、公開番号、出願番号または発明の名称を検索します。 2. 結果の詳細画面を開き、書誌と番号を照合します。「공보」や「공개/공고 전문」から公報本文のPDFを表示し、ブラウザーの保存機能で取得します。

一般検索・詳細表示はログインなしで利用できる機能がありますが、保存や一括ダウンロードなど一部の個人化機能はログインが必要です。2007年以前の公報は電子化・標準化版と原公報に差がある場合があるため、正確な引用が必要なら原公報も確認します。

WO公開:WIPO PATENTSCOPE

1. WIPO PATENTSCOPEでWO公開番号またはPCT出願番号を検索します。 2. 結果から対象の公開文献を開き、Documentsまたは文書一覧にある公報PDFを表示して保存します。データが揃っていれば、個別文書や関連書類を選んでダウンロードできます。

PATENTSCOPEは公開PCT出願に加えて各国・地域の収録データも提供しますが、すべての国の全書類が常に同じ範囲で揃うわけではありません。WIPOのFAQはデータベース全体のダウンロードと自動ロボットによる取得を認めていません。大量取得が必要な場合は利用条件と提供方式を確認してください。

拒絶理由通知の引用文献が多いとき

引用文献が多数あるOAでは、DownloadPatentのOA citationsに拒絶理由通知のPDFを取り込み、引用された特許文献を整理して、取得可能な特許PDFをまとめて処理できます。対象文献が取得できないときは、その結果を確認して個別に調査します。NPLの全文PDFはDownloadPatentでは取得しません。NPLは出典・ページを特定し、IDSに必要な写しや該当部分を別途準備してください。

文献番号がすでに分かっている場合は特許文献PDFの一括取得も利用できます。対応する国・文献種別は対応範囲で確認してください。米国提出用の資料整理はIDS実務ガイドを参照してください。

よくある質問

見つかった同族の英語公報を引用文献PDFとして保存してよいですか?

引用された番号と異なる同族文献は別の公開文献です。原則として引用元が示す文献を先に取得し、同族の英語文献はファミリー情報を確認したうえで別資料として管理します。

公式サイトなら、どの文献も無料でPDFを取得できますか?

各サイトの検索や提供範囲は異なり、文献・発行時期・書類種別によってPDFが表示されない場合があります。ログインや本人確認が必要なサービスもあるため、取得できないときは番号と対象書類を再確認してください。

拒絶理由通知にあるNPLもまとめてダウンロードできますか?

DownloadPatentはOAに記載された特許文献PDFの取得を支援しますが、NPLの全文はダウンロードしません。論文・規格などの提供元を特定して、必要な写しを別途用意します。

公式資料

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